南相馬市新田川の黄金鮭
福島県南相馬市を流れる新田川。この川は江戸時代に幕府の直轄河川だったそうです。そしてこの川を遡上してくる金色の鮭(黄ハダ鮭)は江戸幕府への献上品でもありました。今回わたしが訪問したのはここ新田川で江戸時代から代々鮭漁を受け継いできた新田川蕃殖漁業協同組合(にいだがわはんしょく)。3.11震災時の津波により養殖場、加工場及び食堂など付帯施設がほぼ全壊。現在、組合長の個人出資により簡易プレハブ加工場を設営及び中古加工機械を導入し漁協の復旧を図っています。震災前より漁獲が落ちたものの、少しずつ前進する漁協が考えた開発商品が、安定した通年販売を見込めるカマボコ。それも黄金鮭を使用した日本初のイクラ入りカマボコです。すでに試作段階を終えてこれから販路拡大へ向けてのPR活動、営業活動に入ります。10月の鮭漁にはわたしも参加させていただく予定です。足手まといにならないように頑張ってきます。鮭漁のレポートも楽しみにお待ちください!


